2017年12月08日
薬剤師の国家試験(以後国試)の難易度は高めになっています。それは、冷やかしの受験生がいないことから全力で受験しに来るからです。この試験の合格率は、約7割から8割程度となっています。この数値からも分かるように全力で猛勉強しても8割前後しか合格できないという見方をした方が良いでしょう。
薬剤師の国試に受かるためには、日々の勉強の積み重ねが大事になってきます。薬学部6年間を怠けずにコツコツと勉強してきた者だけが、薬剤師に最終的になることができます。勉強法としては、地道に参考書の熟読と過去問を徹底的に解いていくしかありません。
これが正攻法となります。参考書の熟読は、どのような国試にも精通して言えます。参考書の記載されていることも何回も繰り返して熟読をして知識を身に付けていきます。その際に参考書は分野別ごとに熟読していきます。多くある分野を一つ一つの分野に区切って熟読していくことが大事です。一つの分野を熟読したら、すぐにその分野に該当する過去問を解いていきます。また、過去問の解き方は肢ごとに問題を解いて正答なのか誤答なのかを考えながら解いていきます。なお、国試直前になったら問題を解くスピードを上げる訓練も行う必要があるため、早く正解を導くために無駄な問題の肢をあえて読まずに先の問題に進むといったテクニックも必要となります。しかし、国試直前でなければ過去問の問題の肢を一つ一つ丁寧に解いていきます。なぜ正答なのか誤答を考えて問題を解いていきます。これをすることで、確実に記憶として残すことができます。あとは、それをひたすら同じことを何回も繰り返して完璧に仕上げていきます。そうすれば、合格レベルまで持っていくことができます。