2017年06月24日
薬剤師につきましては、国家資格を取っている人のみが就くことが可能な職業になります。専門性が非常に高く収入額も安定的な人気職のため、社会人でもめざす方はいます。社会人がめざす時もルートは一緒です。国家資格を確保するためには、薬学を学ぶことができる大学を卒業することになります。
薬学系統の大学に入り、6年課程でどうしても必要な学問を身につけます。つまり、大卒という条件を満たす必要があります。大学では、授業から始まり調剤薬局に於いての実習に至るまで、薬学に関した広い範囲の知識、あるいはスキルを会得します。
こうしたプログラムを修了し、卒業した人もしくは卒業見込みの人のみに、試験の受験資格が供与されます。試験に合格したら、免許取得できます。このことからも判るように、社会人が薬剤師に対しての転職をめざすには相当な覚悟が要ります。
元を正せば、薬学系の大学に関しましては全般的に偏差値そのものがとても高く、とりわけコストが安い国立大学は難関といわれています。それに加えて、入学した後は6年の学習に専念することになります。授業数が非常に多く、実習等もありまして、困難な学生生活となるに違いありません。
国家試験に関しては一年に一回しかないため、不合格となるとまた一年学習をする必要があります。少数の私立大学において、社会人に向けた編入システムをとっているところも見受けられますが、募集している人数は若干名と少なくて、編入することができたとしても二年生からになります。社会人からめざすケースでは、長期戦になることを念頭に置いた上で、プランを立てて進めることが大切です。