2017年12月21日
日本の高齢化は急速に進んでいて、ハードとソフトの両面からサポートを考える必要があります。ハード面が高齢者の入居施設だとすれば、ソフトは働き手の確保ではないでしょうか。中でも深刻なのが、薬学部の不足だと言われています。全国の大学では薬学部の新設が増えていますが、国家試験の突破率は下がり続けています。実力が備わっていない状態で国家試験を受けるケースもありますし、未来は安泰とは言えない大学もあります。しかし、明るいニュースもたくさんあります。
2017年12月20日
薬剤師になるには薬科大学を卒業して国家試験に合格をしなければなりません。その試験を突破できる人はすべてではなくて毎年合格できる人が限られています。その国家試験の合格率は近年はいくらかの要因で変動率が大きくなっています。まずその薬科大学はかつては4年制であり、このときの合格率は約75パーセント前後で推移していました。しかし平成21と22年は56パーセントと44パーセントになっています。その後の2年間は再度75パーセントを超えますが、平成25年になって試験の傾向が変化し、それのために60パーセント程度まで落ちました。
2017年12月08日
薬剤師の国家試験(以後国試)の難易度は高めになっています。それは、冷やかしの受験生がいないことから全力で受験しに来るからです。この試験の合格率は、約7割から8割程度となっています。この数値からも分かるように全力で猛勉強しても8割前後しか合格できないという見方をした方が良いでしょう。薬剤師の国試に受かるためには、日々の勉強の積み重ねが大事になってきます。薬学部6年間を怠けずにコツコツと勉強してきた者だけが、薬剤師に最終的になることができます。
2017年12月07日
薬剤師の平均収入は、毎月の給与が36.9万円、時間外手当が39839円、通勤手当が16789円であり、ボーナスなどが給与4か月分で計算した場合には148万円となっています。また、勤務先によっても収入がかなり変わってくるのが特徴です。製薬会社で働く場合、年収は550〜880万円で、病院では500〜650万円、調剤薬局では450〜600万円、ドラッグストアが350〜450万円となっています。よって、製薬会社で働く場合が一番年収が高いと言えますが、マッチングサービスなどの転職サイトを利用して職場を探せば、高年収を狙うことも可能です。